上場・上場企業について

2018.08.09

 


上場の”場”とは、株式市場と言う意味です。株式市場に上がって、証券取引所で株式の売買ができるようになることを「上場」と言います。新規株式公開(IPO)、「上場企業」は、各証券取引所に自社株を公開し、取引がされている企業のことです。

株式市場の種類

この株式を売買できるところが株式市場であり、「発行」と「流通」と言う株式の取引が行われるところです。発行市場では企業と投資家が株の取引をし、流通市場では投資家同士が既に発行された株の取引をします。実際に株式の売買が行われる場所は「証券取引所」と呼びます。

株式市場に上場するために、企業はそれぞれの証券取引所が定める一定の審査基準を達成する必要があります。基準の厳しさによって、上場できる市場が異なります。上場の基準が厳しければ厳しい程、その株式市場には活発な取引が行われます。一度どこかに上場しても、後から新たに審査を受け直すことで市場を変更することができます。

東京証券取引所 (東証)を例として種類を説明させて頂きます。

  • 一部

主に大企業が上場する市場です。上場審査基準が厳しいため、どの企業でも一部上場できるわけではありません。新規上場する企業はまず下の二部への上場を目指すことが多いです。

  • 二部

中堅企業が上場する市場とされています。一部に比べると審査基準は厳しくないため、企業は普通、まずこちらに上場してから段階的に一部への上場を目指します。

  • マザーズ

新興市場といって、ベンチャー企業などが上場する市場です。審査基準は一部や二部とは少し違い、その会社の「成長の可能性」が見られます。上場している企業の性質上、株式の値動きが激しい市場です。

 

株式会社と上場会社の率

株式会社であるために必ずしも上場企業である必要はありません。株式会社のうち、上場している企業は実に非常に少数です。

<現在上場会社数:JPXより>

2016年の上場企業サーチ.comの調査によると、日本全国の上場会社は株式会社1000社の中に、2社しかないそうです。

(構成率の解説:都道府県別 日本全国社数の率)

 

上場出来る企業は信用が高まるのが確実
厳しい審査を通って上場した企業は知名度が高くなり、世間からの信用を得ることができます。特に審査基準が厳しい一部に上場しているとなれば、一般的に安定した大企業であると考えることができます。そして、求職者の立場から見ます上場企業の社員になる詳しいメリットは下記の通りです。

 

  • 金融面での信頼性が高まる

企業への信頼性が高いと、給与面での安定性が保証されていると考えられるため、住宅ローンやクレジットカード等の審査に通りやすい、というメリットがあります。

 

  • 仕事がしやすくなる

よく知られている社名ですと、営業が始めやすくなることもあります。会社名を相手が知らなくても、上場企業ということで、信頼されやすいということもあります。

 

  • 仕事のやりがいと可能性

上場企業は、ある程度の大規模の企業です。そのため、色々なビジネスチャンスがあります。

 

  • 人材が豊富で成長しやすい環境

知名度・信用度が高いため、採用人数も応募数も多くなります。その中で選ばれた人材が集まっているということですから、入社後、ハイレベルな環境で切磋琢磨できる可能性が高くなります。入社時の同期は、その後の社会人生活の中で長く続く仲間となることも多くなると考えられます。数多くのレベルの人々が集まっている環境で働くことで、自分自身の成長も望めます。

 

最後に

株式についてなど、馴染みのない内容であったかもしれませんが、企業の仕組みについての知識を深めることができたと思います。これから就活をするという人は、ぜひ企業研究をする際の参考にしていただければと思います。

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