なぜ採用は難しいのか?ーアメリカペンシルベニア大学人材センター調べ

2020.02.18

日本と同様アメリカでも現在人材の採用に悩む企業は多く存在しています。企業にとって、人的資源が自社の競争力に直結していることは国は関係なく言うまでもありません。採用活動の成功が企業の将来を決めるということです。

しかし、かなりのコストをかけているにも関わらず多くの企業が「採用があまり上手くいかない…」、「良い候補者が来ない…」と不満を漏らしているのはなぜでしょうか。

 

まず採用活動がこれほど活発に行われている理由は主にふたつあります。

 

1. 優れた人材を外部から採用するため

現在多くの企業では、空きポストを内部昇進ではなく外部採用で埋めることが多くあります。

1970年代までの終身雇用の時代は、空きポストの90%を内部昇進と水平異動で埋めていました。しかし現在ではこの数字は3分の1以下になっています。この理由としては、企業内部で社員の能力開発を行うよりも、元々経験豊富な人材を外部から引っ張ってくる方が、以前と比べて相対的に容易だからです。経験を積んだ人材は訓練が不要で、即戦力として働いてくれるかもしれないですが、見つけることはやはり難しいです。

2.社員の維持が難しいため

それぞれの企業が競合しているライバル企業から良い人材を引き抜きを行うため、企業は常に出ていく人の代わりを見つけなければいけません。米国労働統計局によると、現在雇用の95%が既存のポストの欠員補充のために行われているようで、この欠員は自主退職によって発生し、社員はキャリアアップのために他社への転職を考えることになります。これはまさしく雇用側が空きポストを内部昇進で埋めていないことを表す結果になりました。

 

採用活動に関して言うと、多くの企業の採用担当者が採用コスト削減に取りつかれ、「出来る限り良い候補者を採用する」という最終目的を忘れてしまっていると思われます。この悪循環を改善するにはどうしたら良いか解決法を簡単にご紹介します。

 

★現実的な職務要件で求人を作成する

その仕事に適する職務要件と、候補者の必須要件を見極めることはなかなか難しいことです。しかし良くありがちなのが採用責任者の希望を全て満たすような候補者を求めてしまうことです。まずは採用責任者が要件を100%満たす候補者は存在しない、ということを理解し現実的な条件を提示して、その中で最良の候補者を見つけるべきでしょう。

 

★面接プロセスを改善する

雇用側が使う選考プロセスのうち、最も重要視されているのは「自社文化への適合性」ではないでしょうか。これを測る最も重要な手段が面接になるのですが、同時にこの「自社文化への適合性」ほど計測しにくいものもありません。そもそも自社の文化を正確に把握している企業は少なく、把握していたとしてもその文化に適合する特性が何かを理解するのが簡単ではありません。自社の面接の手順が本当に理にかなっているのかどうかもう一度真剣に考えてみるとよいかもしれません。

このようになかなか上手くいかない採用ですが、有効な選択肢の一つとして専門家に相談する、があります。採用コストの面で見ると避けがちなエージェント利用ですが、採用したい候補者の紹介やその人材が他社と取り合いになった時、調整に関しては第3者が入ることにより良い面もあります。

 

エボラブルアジアエージェント(https://agent.evolable.asia/search/consultation-on-employment/)は採用のプロとして、会社のニーズに合った候補者を提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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